2022/03/23 20:36

          

    スイスチャードとは?


スイスチャードとはアカザ科フダンソウ属の葉野菜です。

和名の「不断草」は、季節を問わずほぼ1年中収穫できるという特徴から付けられました。


スイスチャードの特徴は、なんといってもカラフルな茎の色!鮮やかな赤や黄色、ピンクのほか白、オレンジなど色とりどりです。

独特な色はベタライン色素というポリフェノールの一種のバランスによって変わります。実は、サラダなどに使うと便利なベビーリーフのパックにも入っていることがあるんですよ。


スイスチャードの旬


スイスチャードは、一般的に真冬を除いていつでも収穫できます。

特に多く出荷されているのは初夏から秋にかけての季節です。

スイスチャードの栄養

スイスチャードにはどのような栄養が含まれているのでしょうか。

まずはスイスチャードの葉、可食部100gあたりのカロリーや三大栄養素についてみてみましょう。


《スイスチャードの葉 可食部100gあたりのカロリー》

・生…17kcal

・ゆで…26kcal


《スイスチャードの葉 可食部100gあたりのたんぱく質》

・生…2.0g

・ゆで…2.8g


《スイスチャードの葉 可食部100gあたりの脂質》

・生…0.1g

・ゆで…0.1g


《スイスチャードの葉 可食部100gあたりの糖質》

・生…0.4g

・ゆで…1.6g


たんぱく質や糖質はゆでると増えることが分かります。そのほかの栄養素は、生のときとゆでたときでは若干異なります。

ここからは生のときとゆでたとき、それぞれの栄養素をまとめてみます。


《生のスイスチャードの葉 可食部100gあたりの栄養素》

・炭水化物…3.7g

・食物繊維…3.3g

・カリウム…1200mg

・鉄…3.6mg

・マグネシウム…74mg

・ビタミンA…310μg

・ビタミンB₂…0.23mg

・ビタミンB₆…0.25mg

・ビタミンC…19mg

・ビタミンE…1.7mg

・ビタミンK…180μg

・葉酸…120μg


《ゆでたスイスチャードの葉 可食部100gあたりの栄養素》

・炭水化物…5.4g

・食物繊維…3.8g

・カリウム…760mg

・カルシウム…130mg

・鉄…2.1mg

・マグネシウム…79mg

・ビタミンA…320μg

・ビタミンE…1.7mg

・ビタミンK…220μg

・葉酸…92μg


生のスイスチャードにはカルシウムが含まれていませんが、ゆでると成分表の基準を満たす数値になっています。

逆に、生のスイスチャードに含まれていたビタミンB₂・ビタミンB₆・ビタミンCは、ゆでると成分表の基準を満たさない数値に下がります。