2021/11/27 19:37

       

        

パプリカの保存方法

 

 パプリカを保存する際は10~14℃が適しており、冷蔵庫の野菜室が一番適温です。ですが、これはあくまでパプリカを丸々保存する場合です。

 スーパーなどで数個ずつ袋詰めされたものを購入した場合、すべてを一度に使い切れず、気が付いたときには冷蔵庫の中で傷んでいたといった経験はありませんか?そんなときには、保存期間が長い冷凍保存がおすすめ!冷蔵保存と比べるとシャキシャキ感は減ってしまいますが、グンと保存期間が伸びるため、無駄なく使うことができますよ!

 

ひと月保存することも可能

 パプリカは、冷凍をすれば1ヶ月ほど保存できるお野菜です。一度凍らせるため、みずみずしさとシャキシャキ感は減ってしまいますが、長期間保存ができるため、忙しい方や食材をまとめ買いしている方にとっては嬉しいですよね。

 

 パプリカを冷凍する際は、丸ごと保存すると萎んでしまうため、カットしてから保存するのがポイントです。 使いやすい大きさにカットして、中の種やワタを取り除き、ペーパータオルで表面の水分を良く拭いてください。種やワタを取り除かないと冷凍後の食感が悪くなりますし、水分がついていると霜がつきやすくなります。良く拭いたらジップ付きの保存袋に入れて冷凍保存します。 調理する際は、解凍すると水分とともに旨味も出てしまうため、解凍せずにそのまま凍った状態で使用してください。

パプリカの焼きマリネ

 パプリカは火を通すと、ぐんと甘味が増します。オリーブオイルでじっくりと蒸し焼きにしてから、調味料を加えて作ります。砂糖を一切加えていないとは思えないほど、甘酸っぱくフルーティーに仕上がります。

 

1:パプリカは縦半分に切って、ヘタと種を取り除きます。親指でヘタを外側から押すようにすると、パキッと取れま

  す。ヘタと種を取ってから、きれいに水洗いしておくとよいです。

 

2:それぞれさらに、縦8等分に切ります。大きいパプリカの場合は、長さを半分に切るか、縦ではな

  く、斜めに切るとよいです。


3:パプリカの水気を拭き取っておきましょう。このあとの手順での油はねを、最小限に抑えることができます。キッチ

  ンペーパーか、よく乾いた清潔な布巾で拭き取りましょう。


4:フライパンにパプリカとオリーブオイルを入れ、火をつけずに混ぜ合わせて、パプリカ全体にオリーブオイルをよく

  絡めます。


5:ふたをして弱めの中火にかけます。7~8分ほど経ち、充分に蒸気が出てきたら、さらに2~3分そのまま加熱します。

  蒸し焼きにしている間は、放置しましょう。むやみにいじると、火の通りが悪くなります。


6:フライパンに面している側に、軽く焼き色が付いたら、全体をほぐすように、ざっと混ぜ合わせて、火を止めます。

  お好みで、しっかりと焼き色が付くまで焼いても、おいしく仕上がります。


7:火を止めたまま、酢、塩、こしょうを加え、全体を混ぜ合わせます。酢は火を通すと酸味が飛んでしまいますので、火を

  止めてから加えましょう。


8:お皿に盛って冷蔵庫で冷やしてから召し上がって下さい。